So-net無料ブログ作成

夢枕獏■沙門空海唐の国にて鬼と宴す [書]

夢枕獏■沙門空海唐の国にて鬼と宴す-2.jpg


夢枕獏さんの『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』です。

映画公開されますね。

公式サイト→空海-KU-KAI-美しき王妃の謎→http://ku-kai-movie.jp/

上の写真はこのブログ用に以前撮った写真。プロパティを見たら2007年だったので、その時記事を書いたのでしょう。(記憶はあるがいつ書いたか覚えていなかった)
映画、この文章を書いている時点ではまだ観に行っていません。記事書き終わる迄に観に行けば感想も書くと思います。本屋に行ったらこんな物置いていました。

2018■空海-2.jpg


2018■空海-3.jpg


2018■空海-4.jpg


2018■空海-5.jpg


この解説を読む限り、残念なことに私が結構気に入っていた登場人物の橘逸勢(たちばなのはやなり)が出ていない。日中合作というか、中国のチェン・カイコー監督が企画、撮影も中国なので、中国人の白楽天が空海の次に中心になってしまうのは、当然ですね。白楽天の吹き替えをする高橋一生くんが橘逸勢してくれたら、私、大喜びだったと思います。
この話、読んだのは写真の撮影時、2007年だと思うので、今から11年前。どんな話やったっけ?と映画観る前に復習の為、もう一度読み直しました。読みかけるとすぐ内容は思い出したけれど、10年以上前にそれも1回だけしか読んでいないと忘れていますね。わりと気に入った話は何度も読み直すのですが、これは面白かったと思っていたのに1回しか読んでいなかった。たぶん、他に読みたい本がたくさん有り過ぎか。
内容は留学僧として密教を学ぶ為唐に渡った空海が、唐の地でその頃問題となっていた妖猫の仕業と思える不思議な出来事、姿の見えない声が、皇帝、その息子の未来の予言をするとの噂のある綿畑。これら2つの謎を解き明かし、原因を究明していく。鍵となる人物は幻術使いの丹龍、楊貴妃、玄宗皇帝。他丹龍の師匠の黄鶴、兄弟弟子の白龍、日本語の日記を残した阿倍仲麻呂。冊子を見る限りこのキーパーソン達は出ている様子ですね。黄鶴は冊子には載っていませんでした。しかし、白楽天を重要人物にするとなると、話の内容は変わってしまうのか、それとも白楽天の出ている所を中心にしていくか?

観てきました。1日の映画の日だったので、まぁまぁ人も多かったです。平日だったので、殆ど年配の方でした。
映像、綺麗でした。セットもすごいし、VFXもふんだんに使っていました。楊貴妃、春琴役の方もすごく綺麗な方でした。日本を代表する美人松坂慶子さんも出ていました。松坂さんって肉付きがよくなっても綺麗なままですよね。
内容としては、幻想的な仕上げかな?幻術、回想シーンに力が入っているように感じました。ストーリーとしたは、原作の内容を凝縮し、空海を中心に白楽天がそばにいるという風になっていました。妖しい出来事の方は妖猫の方を使い、綿畑の怪と阿倍仲麻呂の日本語の日記の件はなかったです。私としてはもう少し謎解きに力を入れて欲しかったかな。まぁ、国柄の違いもあるし、監督が中国の方なので、中国の感性での作品を観た。という感じでした。


沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ1〉 (トクマ・ノベルズ)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ1〉 (トクマ・ノベルズ)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本




沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ2〉 (トクマ・ノベルズ)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ2〉 (トクマ・ノベルズ)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 新書




沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ3〉 (トクマ・ノベルズ)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ3〉 (トクマ・ノベルズ)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 新書




沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ4〉 (トクマ・ノベルズ)

沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ4〉 (トクマ・ノベルズ)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 新書




沙門空海唐の国にて鬼と宴す 全4巻セット

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 全4巻セット

  • 作者: 夢枕獏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2004/07/31
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

京極夏彦■ヒトごろし [書]

やっと読み終えました。
重いのよ、この本。
京極夏彦■ヒトごろし-3.jpg


相変わらずの分厚さでした。
京極夏彦■ヒトごろし-with-ショッカー-2.jpg


休憩中と帰宅の電車の中で読んでいました。あまりの重さにつり革持って、その腕に乗せて読んでいました。
内容は見ての通り新選組副長・土方歳三の話。自称、人外でヒトごろしの土方歳三が、一生涯を通し、冷めた目で周りを見、心のうちを語る。もてる知恵を使い、いつの時代であっても大罪である殺人が出来、ヒトごろしとして生きていける環境を作っていく。自分の感情だけで人を殺すと罪だが、新選組副長として、上からの命令が下されてのヒトごろしは罪ではない、という理不尽さに気付きながら、計画的にそういう方向に持っていくのが怖い。もちろん自分の思い通りに何もかもがいくわけはなく、その失敗をも飲み込んでの生涯(あくまでも小説ですが)。
土方歳三→Wiki

土方歳三■幕末-明治の写真-2.jpg

(出典:『幕末・明治の写真/小沢健志■ちくま学芸文庫』)
現在残されている土方歳三の写真。今でもイケメンで通りますよね。断髪・洋装ですし、明治元年との事なので、蝦夷地・五稜郭の時の写真なんでしょう。あまりにもこの見た目で冷静な判断力で冷酷な計画・実行がなされていくのが似合いすぎる。ついつい読みながらこの写真を思い出していた。今まで幕末の小説は何冊も読んでいますが、新選組がメインの話って、武士道、残酷、のイメージあったので、よっぽどでないと読まなかった。(司馬遼太郎の『新選組血風録』は読んだ)大河ドラマの『新選組』は見ていましたけど。近藤勇の武骨さが苦手だったのかな。やはり、長より二番手の話の方がおもしろい。あと、この中で気になったのが監察の山崎丞(すすむ)。山崎丞の話があれば探して読もう。
山崎丞→Wiki
ちなみに歴女に人気の写真は残されていない沖田総司、この中では中々冷たい扱いされています。ちなみに私は沖田総司より土方歳三の方に興味があったので、この本は面白く読めました。
京極夏彦の文章は私の中にスルッと入ってくるので、どれだけ分厚くても、重くても買ってしまいます。この新刊『ヒトごろし』の前に、京極堂シリーズの『鉄鼠の檻』の愛蔵版も発売されていました。シリーズの中でも1、2を争う程好きな話ですが、5500円もするのよねぇ。まだ手は出しておりません。28日には『虚談』の発売もあるので、取り敢えずそっちを優先します。

大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦の公式サイト→大極宮



ヒトごろし

ヒトごろし

  • 作者: 京極 夏彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: 単行本




幕末・明治の写真 (ちくま学芸文庫)

幕末・明治の写真 (ちくま学芸文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1997/07/01
  • メディア: 文庫



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

葛飾北斎 応為、そして渓斎英泉 [書]

■葛飾 北斎(かつしか ほくさい、葛飾 北齋)
宝暦10年9月23日〈1760年10月31日〉? - 嘉永2年4月18日〈1849年5月10日〉)は、江戸時代後期の浮世絵師。化政文化を代表する一人。代表作に『富嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、世界的にも著名な画家である。→wiki

■葛飾 応為(かつしか おうい、生没年不詳)
江戸時代後期の浮世絵師。葛飾北斎の三女。応為は号(画号)で、名は栄(えい)と言い、お栄(おえい、阿栄、應栄とも)、栄女(えいじょ)。→wiki

先日NHKのドラマで朝井まかて原作の『眩(くらら)~北斎の娘』が放送されました。


番組サイトは→★http://www.nhk.or.jp/dsp/kurara/

■眩-北斎の娘-2.jpg


お栄(応為)役に宮崎あおい父親の北斎役に長塚京三、善次郎(渓斎英泉)役に松田龍平。母親の小兎役に余貴美子、滝沢馬琴役に野田秀樹。
原作も読みました。

朝井まかて■眩-北斎の娘-2.jpg


ドラマや映画になると別物になる事もよくありますが、このドラマは別物の感じはなかったです。個人的な意見としては、お栄役の宮崎あおいちゃんは、ちょっと線が細いというか、可愛すぎたかな?ま、実際細いし可愛いんですけど。私の持っていたお栄のイメージがもう少し逞しく、べらんめぇな江戸っ子のイメージだったからかもしれません。どちらかと言えば長澤まさみちゃんの方が私のイメージには近かったかもしれません。長塚京三さん、松田龍平さんはバッチリイメージ通りでした。

過去にお栄こと、葛飾応為はこのブログにも2回程登場しています。
『三曲合奏図』
葛飾応為 三曲合奏図-2.jpg


『唐獅子図』(唐獅子が北斎、周りの牡丹が応為)

葛飾北斎 唐獅子図.jpg


この話で登場した善次郎こと渓斎英泉も絵師だったので、今回は英泉も。
『芸妓図』(江戸の誘惑●ボストン美術館)より
渓斎英泉■芸妓図■江戸の誘惑-2.jpg


上の絵は肉筆画です。
浮世絵の渓斎英泉の本も持っているのですが、春画なので、ここで載せるにはちょいと躊躇していまいました。渓斎英泉の女の人には結構特徴があります。面長な顔、下唇の目立つ受け口、唇の色も緑かかった赤が色っぽいというか、婀娜っぽい。
ドラマの英泉役の松田龍平、カッコよかったですねぇ。

長塚京三さんの北斎もすごかったですね。迫力満点でした。

以前北斎の肉筆画が見たくて珍しく遠出迄して見に行った作品
『鳳凰図屏風』
北斎■新聞コピー1.jpg


これ、一部なんですよね。屏風ですので、横長です。
葛飾北斎■鳳凰図屏風■2006年-江戸の誘惑●ボストン美術館-2.jpg


図録の見開きなので、スキャンはできず、写真ですが。
他、色々と迫力のある作品ばかりでした。こんな幟もありましたね。
『朱鍾馗図幟』

朱鍾馗図幟.jpg


で、ドラマでも絶筆のシーンありました。北斎の絶筆、
『富士越龍図』
葛飾北斎■富士越龍図■北斎肉筆画の世界-2.jpg



で、北斎展が今週の金曜日10月6日からあべのハルカスで開催されます。
web■北斎フライヤー-1-1.jpg


北斎展フライヤー■1.jpg


北斎-富士を超えて-

■期間:2017年10月6日(金)~11月19日(日)
    前期:10月6日(金)~10月29日(日)
    後期:11月1日(水)~11月19日(日)
■会場:あべのハルカス美術館
    〒545-6016 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
■休館日:10月10日(火)、16日(月)、23日(月)、30日(月)、31日(火)
■開館時間:月・土・日・祝/午前10時~午後6時
     火~金/午前10時~午後8時
    ※いずれも入館は閉館の30分前まで

職場から一番近い美術館で開催するので、一応初日に見に行こうかと計画しています。その日は早番なので、順調に仕事が終われたら、必ず行きます。



眩

  • 作者: 朝井 まかて
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/03/22
  • メディア: 単行本



nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

宮部みゆき■この世の春 [書]



宮部みゆき■この世の春.jpg-2.jpg




宮部みゆき■この世の春

物語の始まりは宝永七年(1710年)江戸中期、徳川六代将軍家宣の頃の話。
将軍のお膝元ではなく、架空の北見藩(北海道の北見国ではないと思う)での藩主交代にまつわる話。
色々てんこ盛りな内容です。親殺し、乖離性同一障害、呪術、魂降ろし、今で言う忍者あり、組織での隠し事あり、謎解きあり、恋愛もあり。なんでもありなので色々考える事も多い内容でした。今では乖離性同一障害というのは医学的に認められているけれど、この時代では何かが憑いていると思われ幽閉されてしまい、お祓いをしたりするのが精一杯。でもこの頃は西洋医術を学んでいる人も出てきているので、この物語の中では頑張ってくれている医師(白田登先生)も登場しお祓いだけでは終わらず病と向き合い治療を進めていく。現代の様な内容が常に物語の側面に、元家老(石野織部)で物語の舞台五香苑の館守を中心にヒロイン各務多紀、多紀の従弟で無役だが槍術の名手で体育会系の田島半十郎や五香苑の奉公人達で謎解きをしていく。
ミステリー好き、時代小説好きの私には大変面白くあっという間に読んでしまいました。




この世の春 上

この世の春 上

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/08/31
  • メディア: 単行本






この世の春 下

この世の春 下

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/08/31
  • メディア: 単行本



nice!(1)  コメント(2) 

2013年読書記録 [書]

年が明けてしまいましたが、昨年の読書記録なと残しておこうかと思いまして・・・。
っと思ったら昨年の1月から2月の分が残ってなーーい。
読んでなかったのか?っと思ったが、バーゲンでストレスもたまってただろうし、ストレス解消にきっと読んでたとは思うんですが、残してませんでした・・・(-_-;)
2月末で仕事を辞めた為収入がなかったので手持ちの本の再読と古本が多いです。




続きを読む


橘小夢 [書]

芸術品?美術品?、というものにとんと疎く、色々な気の利いた感想が出ません。
感想と言えば、「きれい」「細かい」後は「好き」か「苦手」。

たま~に「おっ、この人の作品をもっと見たい」ってのがあります。
先日TV番組の「なんでも鑑定団」で鑑定されていた掛け軸をみて、久し振りに「もっと他のも見たい」と思いました。
で、早速検索

橘小夢 たちばな-さゆめ

1892-1970 大正-昭和時代前期の挿絵画家。 明治25年10月12日生まれ。洋画を黒田清輝(せいき)、日本画を川端玉章にまなぶ。 雑誌や小説の挿絵を中心に、版画,日本画を手がける。 民話,伝説をモチーフに女性の魔性を表現たびたび発行禁止処分をうけ、「幻の画家」とよばれた。 昭和45年10月6日死去。77歳。秋田県出身。本名は加藤凞(ひろし)。 版画に「水魔」、挿絵に矢田挿雲(そううん)「江戸から東京へ」。 
 

<コトバンク>より





他の作品も見たいので


2012読書記録 [書]

よくもまぁ、これだけ放置できたもんだ・・・。

今年、忙しかったんです。
1月から仕事が忙しく・・・落ち着いたと思ったら知り合いに頼まれ2月末から4月末まで服屋でバイト。
で、終わったら又仕事忙しく・・・でやっと9月で仕事を辞め、10月だけ唯一ゆっくりし、11月からまたもや服屋に復帰し、人手不足で12月31日迄20代の時のようなシフトでフッラフラになりながら、31日にバーゲン準備を終え21:30に家に帰着。今年は忙しいかったので電車の中では爆睡状態が多かったし、家に帰って座ったら寝てるような状態だったので読んだ数は今迄で一番少ないんじゃないかな?ま、書き出してみます。
ちなみにこんなに忙しかったのに、風邪も引かず、全く痩せていない自分の体力にびっくり。

とりあえず晩御飯の年越しそばを食べてお風呂に入ってから書き出すので今は・・・・

で、結局疲れ果て、うたた寝してしまったので・・・年越してしまいました。


相変わらず・・・


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

内田百閒『阿房列車』『立腹帖』 [書]

2011年の読書記録の最後に内田百閒を読み出したと書いていましたが、ちと紹介してみようかと。



内田百閒■.jpg
内田百閒■阿房列車 立腹帖.JPG

見るからにふてぶてしいオッサンだ( ̄。 ̄)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

2011年読書記録♪ [書]

昨年に引き続き・・滑り込み読書記録です。
昨年は15:00スタートだったけど、今年は17:00スタートだ・・・。




相変わらず雑多ですね( ̄。 ̄)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

2010年読書記録♪ [書]

滑り込みで年内に読書記録を・・・
書き始めは15:00ですが、
今日中にやりたい事がちまちまと残っているので、
合間に用事を済ませながら書き込むっす。

今年の始めは昭和陸軍関係の本を読み漁りながら、
年末は忍法帖シリーズという相変わらず雑多な読書でした。

では、覘いてみましょう(* ̄  ̄)b


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: