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おんな北斎・葛飾応為 [書]

本日の3時より日本テレビ系で
『おんな北斎』が放送されました。
葛飾北斎親子の紹介でした。
私、絵については、全くわからないんですが、浮世絵は好きなんです。
で、以前2006年にボストン美術館蔵の肉筆浮世絵展を見に行ったんですよ。
そのときの記事はコチラ
その当時は柔らかい線の喜多川歌麿が好きで行ったんですが、
肉筆浮世絵展に行ってからは、葛飾北斎の迫力に魅了されてしまい、
画集なんかも買うようになったくらいです。
(高いのであまり買えませんけどね。)
で、まぁその時に見た北斎の娘お栄こと応為(應為)の上手さにびっくりして、
画集より『唐獅子図』と『三曲合奏図』を載せていました。
北斎は世界的に有名だけど、応為もすごいと思ったのでね。
この番組では応為の魅力をたっぷり紹介してくれてなんだか嬉しかった。
『吉原格子先の図』も紹介していましたが、すごかったです。
『吉原格子先の図』→クリックすると番組紹介のサイトで拡大図が見れます。
他、私が見に行ったボストン美術館の肉筆画の説明もありました。

葛飾応為 『三曲合奏図』


3314090.jpg










この絵、私が画集よりスキャンしたのでは全く見えていないんですが、
真ん中の女の人の着物の下の部分ですが、

葛飾応為 三曲合奏図■部分2.JPG



吉原の女の人を表わしているんですが、
蜘蛛の巣は囚われの身
露は儚い身の上を表わしているそうです。

葛飾北斎という人は発想力がすごい人ですが、
応為は繊細さ、色の表わし方が北斎より技術が上だったみたいです。
西洋画の影響も受けていたというか、研究し、自分の技術に取り込んでいたようです。

オランダの美術館に残されている、北斎と応為の合作は
浮世絵ののっぺりしたイメージではなく、
遠近法、陰影法を取り入れた浮世絵という印刷物にはない肉筆画でした。
こちらのサイトの右上にその絵が掲載されています→北斎ーシーボルトが見た日本ー

北斎の迫力も好きですが、応為の繊細さも女の人ならではの捉え方があり、
すごい親子だったんだなぁとほんと思いました。

以前掲載した画集よりの図ですが、

3314095.jpg


      ↑  『唐獅子図』  真ん中の獅子は北斎、周りの花は応為

3314090.jpg


      ↑  『三曲合奏図』 葛飾応為

3314400.jpg


      ↑  幟 葛飾北斎


こちらの画集よりスキャンしました。

3314097.jpg



葛飾北斎親子の物語

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コメント 3

ちゃぐまま

はじめまして。
観ました、観ました!

応為、なんというすごい絵師でしょう。
数日前に、日経新聞の「灯り」に関する連載の記事が出た時に、応為の「吉原…」が出ていて、それも小さな絵でモノクロでしたが、頭から離れませんでした。
それが今日偶然にテレビで・・・。

今日はとても見応えのある番組でしっかり録画をしました。

by ちゃぐまま (2010-02-08 00:10) 

華龍

☆ちゃぐままさん
はじめまして~。
あの番組観られましたか、見応えありましたよね。
あの「吉原格子先の図」の陰影すごいですよね。
それに落款にもびっくりしました。
北斎もそうですが、応為もお茶目な人だった気がしました。
また特集しないかと思いますね。
by 華龍 (2010-02-08 23:53) 

koko

NAVERまとめからきました!

応為という人を初めて知り、とても興味がわきました。
ありがとうございます。
by koko (2014-11-21 01:30) 

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